「海外FXでスキャルピングをしたいけど、どんな手法があるかわからない。」
そんな疑問を持っている方も多いと思います。
そこで今回は、スキャルピングのメリット・デメリット、おすすめの投資手法と具体的な手法の使い方を解説していきます。
この記事を読めば、海外FXのスキャルピング手法のコツがわかります。
海外FXのスキャルピング手法とは?
海外FXのスキャルピングとは
まず、スキャルピングとは、FXのトレード手法の一つで、短い時間(数秒から数十秒)の間で取引を完結させるトレード手法のことです。
スキャルピングは、一度に出せる利益は小さく、何度もポジションを持ちながらコツコツと利益を出して行くことが特徴で、一日に数万〜数十万、相場環境によってはそれ以上の利益を出すことができます!
基本的にスキャルピングはレバレッジをかけて取引を行うため、少ない元手で始める方におすすめです!
詳しい分析方法や戦略に関しては、後ほど詳しく説明しますので、ここではスキャルピングとは何かだけ理解していただければ大丈夫です!
スキャルピング以外のトレード手法は?
上記で説明した通り、スキャルピングはものすごく短い時間で取引を完結させるトレード手法でした。
スキャルピング以外の手法としては
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
この3つが有名です。
デイトレードはスキャルピングの次に短い投資手法で15分から6時間ほどポジションを持ちます。比較的短期で決済するため、初心者の方で最もチャレンジしやすいトレード手法の1つでしょう。
スイングトレードは、2日〜1週間程度と日を跨いでポジションを保有する投資手法です。比較的長期でポジションを保有するため中級者から〜上級者向きの手法となります。
ポジショントレードは1週間から数年と長期間ポジションを保有するトレード手法で、かなり難易度の高いトレード手法となっています。
トレード手法の比較表 | 取引時間 | おすすめの人 |
スキャルピング | 数秒〜数十秒 | 中級者〜 |
デイトレード | 15分〜6時間 | 初心者〜 |
スイングトレード | 2日〜1週間程度 | 中級者〜 |
ポジショントレード | 1週間〜1年 | 上級者〜 |
海外FXスキャルピング手法のメリット
・ファンダメンタルの影響を受けづらい
・最短10秒で取引が完結する
・ハイレバレッジとの相性が良く、短期で大きい利益が狙える
・トレードのチャンスが多い
・多くの労力を必要としない
ファンダメンタルの影響を受けづらい
スキャルピングは超短期でトレードを完結させるため、他の取引に比べてファンダメンタルの影響を大きく受けません。
また、仮にその影響があったとしても、取引中に目を離すことがあまりないため、相場の急変の影響も受けにくいと言えます。
デイトレやもう少し取引期間の長くなるスイングトレードでは、日付を跨いでポジションを持つこともあるため、ファンダメンタルによる価格変動の影響を大きく受けることになります。
このファンダメンタルをあまり気にしなくてよいことは、一つ大きなメリットといけるでしょう。
最短10秒で取引が完結する
非常に短い時間で取引を完了させることができるのも、スキャルピングの大きな特徴の一つです。
デイトレードやスイングトレードなどで日を跨いでポジションを保有すると、価格が急変して強制ロスカットになってしまったり、トレードのことが気になってしまいなかなか寝付くことができないなど生活に支障が出る可能性もあります。
その点、スキャルピングは長くても数十秒のトレード時間で完結するため、価格変動リスクや精神への負担は軽いと言えるでしょう。
ハイレバレッジとの相性が良く、短期で大きな利益が狙える
先ほども説明した通り、スキャルピングは短期で利益を狙っていくトレード手法です。
そのため、値動きの幅はかなり小さく、一気に数%価格が動くことは滅多にありません。
そこで小さい値動き幅でも大きな利益が出るように基本的にレバレッジをかけて取引をします。
スイングトレードなどの長期のトレードでレバレッジをかけすぎてしまうと、強制ロスカットになる可能性が高いです。
一方スキャルピングでは、超短期で決済するためハイレバレッジをかけて短期で大きな利益を狙うことができます。
短期で大きな利益を狙うスキャルピングは、普段忙しいサラリーマンの方にはピッタリのトレード手法と言えるでしょう。
トレードのチャンスが多い
スキャルピングは他の取引手法に比べ、トレードのチャンスが多いのもメリットの一つです。
スイングトレードやポジショントレードでは、少ないトレード機会を見つけ、長い期間ポジションを保有することになります。
一方、スキャルピングで使用する1分足や15分足チャートは短期トレンドの移り変わりも激しく、エントリーチャンスも多くなります。
一度チャンスを逃してしまってもすぐに新しいエントリーポイントが見つかるのはスキャルピングの良い点と言えるでしょう。
多くの労力を必要としない
スキャルピングでは、ファンダメンタルの影響も少なく、取引も短時間で完結するため多くの労力を必要としません!
日頃本業で仕事をしていてまとまった時間が取れないという方でも、短期で利益を出せる可能性があります。
海外FXスキャルピングのデメリット
・スプレッド(手数料)が多くかかる
・テクニカル分析の知識が必要
・レバレッジの管理状況によってはロスカットになる可能性がある
スプレッド(手数料)が多くかかる
スキャルピングは、トレードの回数が多くなるため、スプレッドの影響を大きく受けます。
スプレッドとは、通貨の売値と買値の差のことで、実質的な手数料のことです。
FXは買ったら売る。売ったら買う。という売買で一回の取引が完結します。
スプレッド自体はポジションを持つ際の売買ごとに発生するものなので、取引回数が多ければ多いほど、スプレッドも多く発生してしまうのです。
テクニカル分析の知識が必要
スキャルピングで取引をする際には、チャートの中の情報を中心にエントリーポイントを探していきます。
適切なエントリーポイントを探すには、チャート上のラインの引き方や、テクニカル指標の見方など、テクニカル分析の知識が必須です。
分析なしにたまたま勝てることはあるかもしれませんが、複数回トレードを重ねるうちにマイナスになってしまう可能性が高いでしょう。
トレードをするためには、必ず戦略をたてルールの中でポジションを持つ必要があります。
利益の最大化と適切な損切りを実行するためにも、テクニカル分析の知識が必要となるでしょう。
レバレッジの管理状況によっては、ロスカットになる可能性がある
スキャルピングは小さい値幅に対して、レバレッジをかけて取引を行います。
そのため、レバレッジの管理を適切に行えていないと、証拠金の不足で強制ロスカットになってしまう可能性があります。
特に初心者の方は、適切なレバレッジの感覚などがないと思いますので、初めは低いレバレッジで取引するなどして、徐々に慣れていきましょう。
海外FXのスキャルピング手法におすすめのテクニカル指標
水平ラインとトレンドライン
テクニカル分析の基本となるのは、水平ラインとトレンドラインです!
ライン分析は主に、レジスタンスラインとサポートラインを見つけるために弾いていきます。
ライン分析を用いた主なエントリーポイントは、
- レジスタンスラインで反落した時
- レジスタンスラインを突破した時
- サポートラインで反発した時
- サポートラインを割り込んだ時
以上の4つとなります。
具体的なポイントは後ほど解説するので、エントリーのタイミングだけ頭に入れておきましょう!
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドはある一定の価格推移を元に、現在の価格が過去の値動きに比べてどれくらい標準的な位置にいるのかを示すラインです!
ボリンジャーバンドは±1 ±2 ±3の線で表されています!
またボリンジャーバンドは確率論に基づいて考えられており、それぞれの線収まる確率がそれぞれ、±1=約68.3% ±2=約95.4% ±3=約99.7%となっています。
もしチャートのロウソク足が±2 のラインを超えていた場合、その相場の確率は4.6%程度だったということです。
MACD
MACDは相場の周期とタイミングをとらえる指標として見ることができます。
MACDがプラス圏内であれば上昇トレンド、マイナス圏内であれば下降トレンドと判断します。
一般的なMACDの見方として、大きなトレンドが発生した後、MACDが相場の流れと逆行した場合は、相場が天井に近いことを示しています。
より具体的な例を挙げると、相場が大きく下落している際にMACDが上昇し始めた場合には、近い将来相場が底を打つ可能性があると見ることができるのです。
RSI
RSIは直近の一定期間において、終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのかを計測するための指標です。
主に、相場が売られすぎているのか、変われすぎているのか、あるいは標準的であるのかを示しています。
RSIは短期から中期のタイミングを捉えるのに使われ、数値が70%以上の場合は買われすぎ、30%以下の場合は売られすぎとみなします。
注意点として、強いトレンドが発生している時にRSIは機能しにくいため使わないようにしましょう。
【実践編】実際の海外FXスキャルピング手法
トレンドラインに沿った順張り
初めに紹介するのは、トレンドラインに沿った順張りです。
画像の緑ラインがトレンドライン(サポートライン)として機能している状況で、トレンドラインの反発を狙ってエントリーをします。
注意点として、全てのラインに共通することですが、常に機能し続けるラインはありません。
ラインが機能せずに、思うような値動きにならない可能性もあるため慎重に相場を見極める必要があります。
レンジ相場の逆張り
次に紹介するのは、レンジ相場での逆張りです。
レンジ相場の基本は「レンジに順張り、相場に逆張り」です。
レンジ相場は一定の価格での推移が続く状態となります。そのため、上がったタイミングで売る。下がったタイミングで買うというアクションをすることになります。
注意点として、レンジ相場が長く続いた後のラインブレイクでは、強いトレンドが発生することが多いです。
そのため、レンジブレイク後の価格急変動のリスクを考慮して、ストップロスの注文を入れておくなどリスクヘッジをすると良いでしょう。
ラインブレイクを狙った順張り
最後に紹介するのは、ラインブレイクを狙った順張りです。
レンジ相場の逆張りの最後に注意点としてレンジブレイク後は価格が大きく動くと説明しました。
ラインブレイクを狙った順張りでは、このトレンドが発生するタイミングでエントリーをする戦略となります。
この戦略は、レンジブレイク後の大きいトレンドに乗れる可能性があるため、大きい利幅を取れる可能性が高くなります。
注意点としては、レンジをブレイクしたと思いエントリーをしたら、実は騙しただったというパターンも少なくないため、しっかりと損切りの価格を決めておくなどして対策をしておきましょう。
海外FXのスキャルピング手法の注意点
・スキャルピングが禁止されている業者でないか確認する
・レバレッジ管理に気をつける
・トレードルールをきちんと決める
・最大レバレッジの低い業者は避ける
スキャルピングが禁止されている業者でないか確認をする
FX業者の中には、スキャルピングを禁止している業者が存在します。
スキャルピングの禁止は法律で定められているものではなく、FX会社が独自に作ったルールでそれに違反してしまった場合、口座凍結や資産の引き出しができないといった事態に陥る可能性があります。
海外FX業者の場合、「短期での注文を繰り返す行為を禁止します」などと曖昧な表現でルールが記載されていることもありますので、注意が必要です。
レバレッジ管理に気をつける
スキャルピングに限らずですが、トレードをする際にはレバレッジの管理を徹底する必要があります。
スキャルピングで値動きが少ないからといってレバレッジ1000倍のフルレバレッジで取引をすると、強制ロスカットの可能性は非常に高くなるため、適切なレバレッジで取引をしましょう。
トレードルールをきちんと決める
スキャルピングは短期かつ高頻度でトレードをするため、よりトレードのルールを明確に設定する必要があります。
エントリーする前に必ず利確ポイントや損切りポイントを決めて、機械的なトレードを心がけましょう。
エントリーを含め、そのトレードのシナリオをしっかりと説明できる状態でトレードを行うことが重要です。
最大レバレッジの低い業者は避ける
スキャルピングでは、レバレッジの掛け方が一つ重要なポイントとなります。
その中で最大レバレッジの低い業者で取引をしてしまうと、利益を上げるチャンスを逃してしまうかもしれません。
レバレッジ管理をしっかりとすることは前提にありますが、レバレッジ取引での利益を最大化するために最大レバレッジの低い業者は避けた方が良いでしょう。
海外FXスキャルピング手法を使うのにおすすめの業者
他業者や他口座を使って、スキャルピングを複数業者で行うと、出金拒否の可能性が出てくるので1つの業者に絞りましょう!
- XM Trading(KIWAMI口座)
- AXIORY(ナノ・テラスプレッド口座)
- TitanFX(ブレード口座)
XM Trading(KIWAMI口座)
スキャルピングにおすすめの業者1つ目は、XM TradingのKIWAMI口座です。
XMは公式ホームページでスキャルピングを認めていると記載されており、安心して取引をすることができます。
また、初心者にもおすすめの海外FX業者の1つで、ボーナスも豊富なので資金が少なくても、十分にトレードできる環境が揃っています!
KIWAMI口座は、ゼロスプレッド口座と違って固定の手数料がかかりません。
スタンダード口座よりもスプレッドが狭いですし、時々0の時があるくらいです。
まさにスキャルピングに適した口座となっています!
\KIWAMI口座で手数料なしトレード!/
TitanFX(ブレード口座)
最後におすすめする取引所はTitanFXです。
TitanFXも公式でスキャルピング取引を認めています!
また、TitanFXの注文執行率は業界No.1の99.85%となっており、ユーザーが注文した価格に最も近い反対注文をいち早く見つけて有利な価格で約定してくれます。
注文執行率の高さは高頻度で注文を行うスキャルピング取引の際重要なポイントとなるでしょう!
特にブレード口座は、1Lotの往復取引コストが全て合わせて$10にもなりません。
ただ、スプレッドだけでなく固定の手数料もかかるので、スキャルピングをする際には利益の計算を誤らないようにしましょう。
他の手数料もかからないので、コストをできるだけ抑えたい人におすすめです!
\自己資金で完結!/
AXIORY(ナノ・テラ口座)
次に紹介する海外FX取引所はAXIORYです。
AXIORYも公式でスキャルピングを認めている取引所の一つです。
AXIORYはボーナスなどは少ないですが、スプレッドや約定力に定評があり、スキャルピングをするのに適した取引所といえます。
また、ユーザーからの口コミでもポジティブな意見が多く、初心者でも安心して取引ができるでしょう。
AXIORYは2月24日までお年玉ボーナスのキャンペーンを開始しており、上限10万円までの入金で100%の入金ボーナスを受け取ることができます!
\トレーダーが取引しやすい環境!/
海外FXスキャルピング手法まとめ
・スキャルピングは数秒から数十秒で完結する超短期トレードのこと
・スキャルピングはファンダメンタルの影響を受けづらく、短期で大きな利益が狙える
・スキャルピングにはテクニカル分析の知識が必要
・スキャルピングを禁止している可能性のある取引所があるため注意する
・スキャルピングにおすすめの取引所はXM、AXIORY、TitanFXの3業者
この記事では、海外FXのスキャルピングについてや具体的なトレード方法、おすすめの海外FX業者について解説しました。
スキャルピングでのトレードはやや難易度が上がりますが、短期で大きな利益を上げることができるトレード手法です。
トレードをする際はトレードのルールを設定してリスク管理を行った上で取引をしましょう!