「XMはスキャルピング取引が難しい!」という口コミや評判を目にすることがあります。
通貨ペアや口座タイプによって、かなり難易度が変わるので熟練者でないと難しいのではという声もちらほら。
そこで当記事では、XMでスキャルピング取引を行う場合どの通貨ペアを選択するか、どの口座タイプを選択するか、どうすれば稼げるのかを掘り下げてみました。
XMを検討されている方と、XMを使って稼ぎたい方必見です。
XMはスキャルピング禁止ではないが難しい!
XMではスキャルピングを禁止していないことを、以下のとおりXMの公式サイト内で明記しています。
スキャルピング取引を行っても出金拒否や口座凍結を受けるリスクは一切ありません!
注文方式がNDD方式で運営されているXMにとって、スキャルピングは手数料収入が多いため歓迎する取引手法なのです。
海外FX業者のなかには10ロット(100万通貨)以上でスキャルピングすることを禁止している業者もありますが、XMでは10ロット以上でスキャルピング取引をすることも自由です。
XMでは最近流行りのスキャルピング系自動売買(EA)やコピートレードを利用した取引にも制限はありません。
このように、XMではスキャルピング取引に関する禁止事項は一切ない業者といえますが、AIやクラウド上でAIを提供するサービスを利用したトレードは禁止されていますので、注意が必要です。
スキャルピング以外で禁止している取引手法もありますので、当サイト関連記事「海外FX業者での禁止行為」で確認しておきましょう!
NDD(No Dealing Desk)方式は、投資家(ユーザー)からの注文をFX業者が直接パブリックなインターバンク市場やECN市場へ流して取引を行う、透明性の高い注文方式のこと。NDD方式を採用しているFX業者の収入源は顧客が負担する手数料が主体。
対して、DD(Dealing Desk)方式は、FX業者とその顧客(投資家)が相対取引を行う注文方式のこと。つまり、投資家(顧客)とFX業者が1対1で取引を行うため、投資家の利益はFX業者の損失、投資家の損失はFX業者の利益になる。
XMのスキャルピングが難しいのはスプレッドが広いから
「XMはスプレッドが広い」とSMSやブログなどネット上で評判です。
確かに、XMと「ボーナスはないがスプレッドが狭い」と言われている業者と比較すると、一概に狭いとは言えません。
しかしポイント制度(XMP)を含めたXMのスタンダード口座と他業者を比較をすると、XMのスプレッドは他とそこまで差がないように思えます。
主要通貨ペア | XMTrading スタンダード口座(XMP) | AXIORY スタンダード口座 | GEMFOREX オールインワン口座 |
---|---|---|---|
USDJPY (米ドル/円) | 1.60pips(0.93pips) | 1.5pips | 1.2pips |
EURJPY (ユーロ/円) | 2.35pips(1.68pips) | 1.7pips | 1.4pips |
GBPJPY (ポンド/円) | 3.73pips(3.06pips) | 2.7pips | 1.9pips |
AUDJPY (豪ドル/円) | 3.52pips(2.85pips) | 2.1pips | 1.6pips |
EURUSD (ユーロ/米ドル) | 1.66pips(0.99pips) | 1.3pips | 1.2pips |
GBPUSD (ポンド/米ドル) | 2.43pips(1.76pips) | 1.9pips | 2.1pips |
AUDUSD (豪ドル/米ドル) | 1.71pips(1.04pips) | 2.1pips | 1.5pips |
XMは、ロイヤルティ(ポイントバック)プログラムで1ロット取引につき、最大20XMP(6.7米ドル)を自動還元します。なので実際は()内のスプレッドで取引可能です。
XMPは、XMのボーナスクレジットと等価交換できるのでボーナスクレジットがどんどん貯まっていきます。他の2社の場合は同じようなサービスがないため、実質XMのスプレッドがもっとも狭いということも言えます。
ボーナスクレジットは、口座残高が枯渇したときに取引に使える仕組みですが、余剰証拠金額にボーナス分加算されますので、1回あたりの取引量が複利で増えていきます。それと共に口座残高も比例して増えていくのです。
万一口座残高がなくなってもボーナスクレジット全額が取引に使えるということです!
XMがスキャルピングで稼げる理由
極論を言うと、スキャルピング(秒間取引)と言っても利益が出やすいなら、その秒間が何秒でも何pipsでもいいのです。
ということは、海外FX会社毎に合うスキャルピングの方法があるはずです!
ではXMはどのようなスキャルピングであれば稼げるのでしょうか?
- 約定力の高さ
- 最大レバレッジが1,000倍
- XMポイント
XMがスキャルピングで稼げる理由①約定力の高さ
FX業者を選ぶ際に意外に軽視されがちなのが「約定力」です。約定力はスプレッド以上に重要な要素を占めています。
約定力が低いと値が滑って不利な価格で約定するスリッページや約定を拒否するリクオートが発生しやすいからです。これらの現象が頻繁に発生すると以下の弊害があります。
- スリッページ:エントリー・決済・ストップロスなどの注文をする度に約定力が高い業者に比べて不利な価格で約定し、取引コストが余計にかかる
- リクオート:経済指標発表など値が大きく動くチャンスに約定拒否が発生しやすく、絶好のチャンスを逃してしまう
これらの弊害は、特に狙う利幅が最も小さなスキャルピング取引には致命的なロスコストになるのです。
リクオートは機会を損失する範囲なので直接的な損失は与えられないものの、スリッページは注文する毎にロスコストが積みあがっていきます。
そのため、1日に数十回のエントリーと決済を繰り返すスキャルパーには、年間に通算すると数十万円から数百万円のロスコストになることもあるのです。
約定力は、約定スピードが速いだけでは約定力が高いとはいえません。一度に数百万人が取引するFX市場では、トレーダーが注文したときの価格にもっとも近い反対注文を誰よりも速く見つけ出し約定させる注文執行率が高いことが大切です。
単に約定スピードが速いだけでは、逆にスリッページの被害は大きくなる可能性があるのです。
日本にFX取引サービスを展開している業者のなかで、注文執行率が高い業者は以下のとおりです。
海外FX業者 | 注文執行率 |
---|---|
1位 TitanFX | 99.98% |
2位 XMTrading | 99.92% |
3位 AXIORY | 99.84% |
4位 GEMFOREX | 99.79% |
上記4社の注文執行率は僅差ですが、XMは堂々の2位で、中・上級者にも利用される要因がここにあります。
スキャルピングにおいてロスコストを抑えられる安全な環境を手に入れることは大変重要なので、ご参考にしてください。
XMがスキャルピングで稼げる理由②最大レバレッジが1,000倍
XMのマイクロ口座・スタンダード口座は最大レバレッジ1,000倍です。またZero口座は、最大500倍で設定されています。
ちなみに、国内FXのレバレッジは最大25倍。XMのスタンダード口座のレバレッジとは35倍以上の差があります。レバレッジの倍率の違いで必要証拠金(トレード資金)がどれくらい違うのか比較表を作成してみました。
取引通貨量 | 1,000倍 | 500倍 | 25倍 |
---|---|---|---|
1,000通貨 | 113円 | 200円 | 4,000円 |
1通貨 | 1,130円 | 2,000円 | 4万円 |
10万通貨 | 1.13万円 | 2万円 | 40万円 |
100万通貨 | 11.3万円 | 20万円 | 400万円 |
海外FX業者の取引単位の表し方は、1,000通貨が1,000米ドル(10万円)分、100万通貨は100万米ドル(1億円)分の取引ができるという意味です。
例えば必要証拠金が10万通貨の取引の場合、22pipsの利幅を獲ると利益額は2万円になります。
必要証拠金2万円を投資して2万円の利益ですから、投資効率は100%になります。
1日80pipsから100pips動くFX取引で20pipsは数時間内に獲れる可能性があります。
この投資効率の高さが、XMで稼げる大きな要因の一つです。
XMはこうしたFX取引のスタンダードを作った業者と言っても過言ではありません。
複数の口座タイプを作ることでユーザー各々の事情にあわせレバレッジ倍率を設定しているので誰にでも使いやすいのではないかと考えられます。
ただ、レバレッジ倍率に関係なく、FX取引の勝率が50%を前提とすると、1回あたりの最大トレードコスト(リスク)はFX用資金の2%が適正ということは、バルサラ破産確率を0%に抑えるための数値としても明白です。
ハイレバレッジだからといって大きなコストを設定すると破産確率が100%になってしまいます。投資額が少資金であっても1取引に最大2%をコストとする数値基準を守って破産確率を0%に抑えた取引をするようにしましょう!
XMがスキャルピングで稼げる理由③XMポイント
XMで稼げるもう一つの大きな理由が、上の図にあるロイヤルティプログラムにあります。このプログラムはユーザーの取引量に応じて、XMポイントを自動的にバックするというものです。
つまり、飛行機のマイルやTポイントと同様にXMを利用する毎に自動的にポイントを還元してくれるというシステムになります。
このプログラムのXMポイントをバックする条件は以下のとおりです。
- EXECUTIVE:
口座開設した直後、1ロット(10万通貨)取引毎に10XMP(3.3米ドル相当)をポイントバック
30日間と取引がないとXMPは消滅 - GOLD:
取引した累計日数が30日を経過した日、1ロット(10万通貨)取引毎に13XMP(4.2米ドル相当)をポイントバック
30日間と取引がないとXMPは消滅し、EXECUTIVEにダウングレード - DIAMOND:
取引した累計日数が60日を経過した日から、1ロット(10万通貨)取引毎に16XMP(5.3米ドル相当)をポイントバック
60日間取引がないとXMPは消滅し、EXECUTIVEにダウングレード - ELITE:
取引した累計日数が100日を経過した日から、1ロット(10万通貨)取引毎に20XMP(6.7米ドル相当)をポイントバック
100日間取引がないとXMPは消滅し、EXECUTIVEにダウングレード
XMPはボーナスと換金することができます。換金率の計算式は以下のとおりです。
XMP÷3米ドル = ボーナスクレジット額
つまり、1XMPは0.33ドルのボーナスクレジットに換金できます。
ELITEにグレードアップすると、1ロット取引毎に6.7ドル分のXMPがバックされます。たとえば1日に1ロットずつ取引を重ねたとしても、1ヶ月後(20営業日)には134米ドル分のポイントが貯まっているのです。これは結構大きな還元といえます。
ただし、以下の点には気をつけましょう!
- 対象口座タイプは、マイクロ口座・スタンダード口座でZero口座は対象外
- 口座開設をした日から経過した日数ではなく、実際に取引した日数でグレードがアップする
- 取引日数にカウントされるのは、ポジションを保有した時間が10分以上の取引だけ
- マイクロ口座の1ロットは1000通貨、スタンダード口座の1ロットは10万通貨なので、マイクロ口座へのXMPはスタンダード口座の100分の1になる
- 新規口座開設5,000円を使った取引はカウントされない
- XMP保有中に出金するとXMPはすべて消滅し、EXECUTIVEにダウングレードされる
もし、ELITEにグレードアップしてから、本格的に取引をはじめたいという方は、まずマイクロ口座を開設し最小取引単位の10通貨(10米ドル)で米ドル円を買いか売りでもよいのでポジションを持ち続けて放置します。これで取引日数にカウントされ、ダウングレードもされませんのでお得です。
本格的に取引をはじめる際にスタンダード口座やZero口座を開設します。そして、マイクロ口座の10通貨取引は完全に放置し続けてください。どんなにコストがかかったとしても年間1,000円もかかりません。
XMを利用するトレーダーが多い理由の一つに、ロイヤルティプログラムが大きく影響していることがお分かりいただけたでしょう!
\スマホ一つでタダでトレード/
XMでスキャルピングする場合はゼロ口座がおすすめ!
実は、XMの口座タイプのなかで、スキャルピングにもっとも適した口座タイプはZero口座です。ボーナスがない・レバレッジは最大500倍に下がる・XMPがもらえないZero口座が何故?となる方も多いことでしょう。
これは、スキャルピングという取引手法の特徴に原因があります。
- 狙う利幅とストップロス幅が最小であるため、レンジ相場でも利益が狙える
- そのため、エントリーチャンスが多く1日あたり数十回の取引が可能
- チャートに張り付いて取引するためロスカットの判断が速く大損しにくい
- スキャルピング取引では入金ボーナスやXMPをボーナスに換金しても活用する機会が少ない
- スキャルピングは他の手法に比べ、勝率が高い傾向がある
- スキャルピングは取引時間が短いため、急激な価格変動の原因になる経済指標発表や要人発言の影響を受けるリスクが高い時間帯の取引を避けることもできる
スキャルピングでは、レンジ相場など一定のレンジを上げ下げする狭い値幅でも利益が獲れる取引になります。こういう相場を狙うためには、資金が枯渇してからしか使えないボーナスよりも、毎回取引にかかるスプレッドが狭く手数料が安いことの方が重要なのです。
上の図のとおり入金ボーナスやXMPは、いくら貯まっても取引に使えるのは残高が枯渇してからです。つまり、取引で使われるのはまず口座残高(口座に入金したお金)を使った取引からになります。そして万一口座残高が枯渇した場合に、はじめてボーナスが取引で使える仕組みなのです。
簡単にいうと、口座残高がレギュラー選手で最前線に立ち、ボーナスはあくまで控え選手の位置づけになります。
XMの目線で考えてみると、ボーナスやXMPをユーザーに還元するためには、その予算を確保しなければなりません。その予算は毎回取引する度にトレーダーが負担するスプレッドを広くして稼ぐ以外に方法はないのです。要するにボーナスは損害保険と同じで、問題が起きないと使えません。
一方、最も勝率が高く、取引回数が多いスキャルピング取引では、資金が枯渇するリスクが低いのでボーナスは、ほとんど使う場面がありません。ということは、使わないもののために、毎回の取引でコストを払わされることになってしまうのでロスコストになります。
それじゃボーナスやXMPはどんな取引スタイルに有効なの?と疑問を持つ方もおられることでしょう。
その答えはズバリ、スイングトレード(数日~数週間)とポジショントレード(数週間~数年)です。FX相場は経済指標発表や政策金利の発表を節目にトレンドを継続または転換しながら動いています。つまり、スイングトレードやポジショントレードは、取引期間が長いため、これら指標や要人発言の影響をもろに受けるトレードです。
これらの手法は、ストップロス幅も広いため、判断を間違えると大きな資金を失うリスクがあるため、XMのボーナスやXMPが万一の保険として機能しやすいと言えます。
これに対しスキャルピング取引では、ボーナスやXMPの予算分、取引コストが安い方が有利なのは言うまでもありません。専業トレーダーがスキャルピング取引を重視しているのは、毎日利益を確保することを目指せる取引スタイルだからです。
ボーナスがない分を毎回の取引で稼ぐというのがZero口座の本質と言えます。
以上のことから、XMでスキャルピング取引する場合には、余計なコストを負担しなくてもいいZero口座が最適であることがお分かりいただけたでしょう。
XMでおすすめのスキャルピング手法
スキャルピングにも様々な手法がありますが、代表的なものをあげると以下のとおりです。
- エリオット波動の上昇又は下落3波を狙った順張り手法
- ダウ理論の上昇又は下落3波を狙った順張り手法
- ダウ理論のトレンド転換点を狙った順張り手法
- 経済指標発表時の価格変動を狙った取引手法
- 上値・下値抵抗ライン(価格)のブレイクアウトを狙った順張り手法
- トレンドラインとチャネルラインのブレイクアウト順張り手法
- 三角保ち合いブレイクアウト順張り手法
- トレンドラインとチャネルライン間の逆張り手法
- レンジ相場の逆ばり手法
- 三角保ち合い逆張り手法
上記手法は、狙える値幅(利幅)が広い順に上から並べています。
これらの中で、1~5の5分足取引なら、XMのスタンダード口座のスペックでも狙える手法と言えます。期待できる値幅(利幅)が10pips以上になり、デイトレードでも使える手法になるので、スタンダード口座のスプレッドを十分に吸収できるからです。
ここでは、上記手法のなかで、ダウ理論のトレンド転換点を狙った順張りをご紹介しますので、参考にしてください。
<スキャルピングトレンド転換手法>
ダウ理論トレンド転換順張り手法を解説します。
上の図は、ドル円の15分足チャートです。このチャートのポイントは、
- 相場は下落トレンド継続中のなかレンジを形成中
- 長いレンジを形成し、トレンドを転換することもできない状況
- 直近安値を更新したので、戻り高値も更新
- 直近安値を更新したものの反発しているところ
ここで、もし反発しトレンド転換した場合の上値抵抗の水平ラインを引くことで準備しておきます。
少しチャートを前(左)に戻して、大きな下落波動を形成した起点に水平ラインを引きます。下落を形成した起点は、大きな下落を起こした出発点であるため、下落を仕掛ける勢力のボスキャラがいるところです。
戻り高値(または押し安値)を特定するためには、MT4・MT5のカスタムインジケータ―に標準でリストされているZigZagを利用すると便利です。以下の手順で導入しましょう!
- 「挿入」>「インジケーター」>「カスタム」>「ZigZag」
- ZigZagの設定画面の「パラメーターの入力」で、Depthの値を「14」→「5」に変更(スキャルピング用))
次にチャートを5分足に切り替えます。
新安値と戻り高値に水平ラインを引きます。
もし、相場が新安値ラインを更新せず、戻り高値ラインを超えてきたら、トレンド転換の可能性が高くなります。
相場は新安値をつけてから、安値を切り上げ高値を更新しながら上昇。戻り高値を一瞬超えるも、上ヒゲをつけて下落。
ここでは、まだ売り勢力がトレンド転換を許していませんので、エントリーするには早い段階。
戻り高値で跳ね返されたものの、前の安値を割り込まずに再度戻り高値に挑戦。
無事に超えることができたところで、買いエントリーします。ここではじめてトレンド転換した可能性が高いと判断するのです。
結果は、以下のとおりです。
- エントリー後15分で最初の上値抵抗ラインに到達し27.1pipsの利幅
- エントリー後35分で2番目の上値抵抗ラインに到達し43.8pips上昇
- エントリー後60分で上値抵抗ラインには到達していないものの82.2pipsの上昇
- 4番目の上値抵抗ラインまではエントリーラインから94.5pipsですが結果260分後に到達
このように、トレンド転換するポイントに絞ってスキャルピングすると、2番目の上値抵抗ラインまでで決済するのであれば63%前後の勝率をあげることができます。
このときのストップロスはエントリーラインから19.2pipsにおいていたので、リスクリワードも最初の上値抵抗ラインでは1.41倍になります。
筆者の場合、ECN口座(Zero口座)を利用していますが、この手法で取引するときは分割決済で臨みます。この際分割決済した中身は以下のとおりです。
- 1.5ロット…最初の上値抵抗ラインで決済(スキャルピング)
- 0.75ロット…2番目の上値抵抗ラインで決済(スキャルピング)
- 0.75ロット…放置(スイング)
この相場は、この後5日間でエントリーラインから279pipsの値幅をつけ、現在も上昇トレンド継続中です。
この手法であれば、XMのスタンダード口座のスプレッドを吸収することができます。約定力も業界最高レベルなので、ストレスを感じることはないでしょう。XMのスタンダード口座でボーナスを獲得しながらスキャルピングをしたいという方は参考にしてください。
XMでスキャルピング向きの通貨ペアは?
マイナー通貨ペアでスプレッドが広いものはいずれの手法であってもおすすめしません。エキゾチック通貨ペアも同様です。
先述したとおり、スキャルピングと言っても様々な手法がありますので、狙う値幅(利幅)も取引時間も変わってきます。そのため、一概にこの通貨ペアが良いと断言することはできません。
ここでは、ご紹介した手法のすべてに対応できる通貨ペアという角度で考えてみました。
ご紹介した手法のなかでもっとも値幅(利幅)が狭いのは三角保ち合い逆張り手法です。この手法にも対応できる通貨ペアであればすべての通貨ペアに対応できる筈です。
そこで、改めて調査した結果は以下のとおりです。
通貨ペア | Zero口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
EURUSD | 0.1pips (1.1pips) | 1.6pips |
USDJPY | 0.1pips (1.1pips) | 1.6pips |
AUDUSD | 0.4pips (1.4pips) | NG |
GBPUSD | 0.5pips (1.5pips) | NG |
USDCHF | 0.5pips (1.5pips) | NG |
USDCAD | 0.6pips (1.6pips) | NG |
EURJPY | 0.6pips (1.6pips) | NG |
AUDJPY | 0.6pips (1.6pips) | NG |
ご覧のとおり、最大1.6pipsのスプレッドがスキャルピング取引における許容最大値として選出しました。これら通貨ペアのスプレッドであれば、三角保ち合いの6~10pipsの小さな利幅でも獲ることができます。
また、ポンド/米ドルや豪ドル/円・米ドルなどは、ボラティリティーが(価格変動率)が高いので更に大きな利幅を狙いやすい通貨ペアです。
8通貨ペアを同時に監視して、取引チャンスを狙うのには十分なラインナップと言えるでしょう。
XMでのスキャルピングに関するよくある質問FAQ
XMのスキャルピングに関するよくある質問FAQを抜粋しましたので、ご参照ください。
- XMではスキャルピングが禁止されてるの?
- XMはスキャルピングに不利で難しいと言われてるのはなぜ?
- XMでスキャルピングする場合はゼロ口座がおすすめって本当?
- XMでのおすすめスキャルピング手法は?
- XMでスキャルピングにおすすめの通貨ペアは?
- XMではスキャルピングが禁止されてるの?
-
XMではスキャルピング取引を一切禁止していません。最近、注目されているスキャルピング系自動売買(EA)も制限なく利用できます。
ただし、AI機能を搭載したものの使用はスキャルピング系にかかわらず禁止されているのでご注意ください。
- XMはスキャルピングに不利で難しいと言われてるのはなぜ?
-
マイクロ口座・スタンダード口座のスプレッドが広い通貨ペアが多いからと思われます。スタンダード口座で用意されている豪華なボーナスは、有効証拠金・証拠金維持率が増加するためスイングトレードなど中長期目線の取引には有効です。
しかし、ボーナスは口座残高が枯渇してから取引に使える仕組みのため、デイリーで稼ぐことを目的に短時間に繰り返し行うスキャルピング取引には、あまり有効とは言えません。
XMの約定力を活かしたスキャルピング取引を検討される場合には、余計なコストを排したZero口座をご検討ください。
- XMでスキャルピングする場合はゼロ口座がおすすめって本当?
-
XMでスキャルピング取引を検討される場合は、Zero口座を検討してみてください。約定力の高さはスリッページなどで発生するロスコストがなく、リクオード(約定拒否)も発生しないためスキャルピングに向いた環境と言えます。
ただし、XMのZero口座は取引手数料が最低往復10ドルですから、1ロット未満の取引にはかえってコスト高になってしまうので、ご注意ください。
マイクロ口座・スタンダード口座でスキャルピングに向いた通貨ペアは、米ドル/円(USDJPY)とユーロ/米ドル(EURUSD)です。これらの通貨ペアであれば、スタンダード口座でもストレスなくスキャルピング取引ができるでしょう。
- XMでのおすすめのスキャルピング手法は?
-
XMのZero口座であれば、多くの通貨ペアで殆どのスキャルピング取引手法が通用します。しかし、マイクロ口座・スタンダード口座の場合は、ユーロ/米ドルとドル/円以外の通貨ペアでは、10pips以上の利幅を獲ることに期待できる手法に限られます。
具体的には、以下のようなものがあげられます。- エリオット波動の上昇又は下落3波を狙った順張り手法
- ダウ理論の上昇又は下落3波を狙った順張り手法
- ダウ理論のトレンド転換点を狙った順張り手法
- 経済指標発表時の価格変動を狙った取引手法
- 上値・下値抵抗ライン(価格)のブレイクアウトを狙った順張り手法
- XMでスキャルピングにおすすめの通貨ペアは?
-
口座タイプ別にみると以下の表のとおりになります。
通貨ペア Zero口座 スタンダード口座 EURUSD 0.1pips
(1.1pips)1.6pips USDJPY 0.1pips
(1.1pips)1.6pips AUDUSD 0.4pips
(1.4pips)NG GBPUSD 0.5pips
(1.5pips)NG USDCHF 0.5pips
(1.5pips)NG USDCAD 0.6pips
(1.6pips)NG EURJPY 0.6pips
(1.6pips)NG AUDJPY 0.6pips
(1.6pips)NG Zero口座の場合は、往復取引手数料10ドルをpipsに換算すると1pipsになりますので、上記表の()内の値はスプレッドに加算したものです。
なお、Zero口座の取引手数料10ドルは、1ロットあたりの最低手数料です。そのため、1ロット未満の取引でも10ドルがかかりますので、ご注意ください。
XMでのスキャルピングまとめ
XMのスキャルピングをテーマにあらゆる角度から解説しました。
XMは超短期取引のスキャルピングから長期のポジショントレードまで、口座タイプにより対応した優れた業者です。特に全口座に共通した約定力の高さから、トレーダーのロスコスト負担を最小限に抑えていることは、業界最高レベルと言えるでしょう。
当記事のポイントを以下にまとめましたので、ご参照ください。
- XMはスキャルピング取引を一切禁止していない
- XMは人気FX業者のなかでスプレッドが広ため、スキャルピングに向かないと言われているが、ロイヤルティープログラムのポイントバックを含めるとむしろもっとも狭いとも言える
- ユーロ/ドル・米ドル/円以外の通貨ペアでも幅広くスキャルピング取引のチャンスを掴み取引したい人には最低1ロット以上の取引をZero口座で行うのがおすすめ
\口座開設・入金ボーナス開催中!/
XMでのスキャルピングまとめ(応用編)
- 結論:XMのスタンダード口座は20pips以上の利幅が狙えるデイトレードとスイングトレードを主力とし、スキャルピングはユーロ/ドル(EURUSD)と米ドル/円(USDJPY)のみで行い、XMPを貯めてボーナスに換金すれば、もっとも投資効率がよくなる
- XMのロイヤルティプログラムのグレードを最短で上げたい人は、マイクロ口座でドル/円などを10通貨取引でポジションをもち、永久に放置するとグレードがあがり、下げられることもなくなるうえに、休眠口座になることもない
- マイクロ口座・スタンダード口座・Zero口座のすべてを開設し、それぞれの口座に役割を持たせれば、投資効率を最大限引き出す環境ができる
以上、スキャルピングにかかわらずXMの特徴を認識しあらゆる取引スタイルに活かして投資効率を最大化し、トレードライフを楽しんでいただけましたら幸いです。
XMについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓