【海外FXでスキャルピングは禁止？】スキャルピングのメリット・デメリットやスキャルOKのおすすめ業者を解説

スキャルピングは、1回の取引が数秒〜数十分で完結するFXで人気の短期トレード手法の1つです。

超短期で取引が完結するスキャルピングは、海外FX初心者も慣れれば勝率を上げられる手法です。

「海外FXでスキャルピングってできるの？」
「スキャルピング禁止の海外FX業者がわからない」

このような疑問を抱えている方もいることでしょう。知らずに規約違反をしてしまい、口座や資金が凍結されては困りますよね。

そこで今回は、海外FXでスキャルピングは禁止なのか、スキャルOKの海外FX業者について徹底解説していきます！

今回はスキャルピング可能の業者選定・スプレッドの狭さを含めて判定しています。
また、各業者の表記とスプレッドの数値を概ね正しいことを海外FX検証ナビの編集部が、実際に使用して確かめているのでそれを踏まえて参考にしてください！

以下は各業者について調べている時の様子です！

海外FXでもスキャルピング禁止の業者がある

海外FXでは、業者によってスキャルピングがOKです。

国内FX業者は、DD方式を採用している場合が多く、サーバーや業者のディーリングに負担がかかるスキャルピングを禁止している場合があります。また、NDD方式を採用している国内FX業者であっても、レバレッジが25倍までに規制されるので、効率的な運用が難しいです。

一方、海外FX業者なら、NDD方式を採用している業者が多く、スプレッドも100倍や1000倍など効率的な運用が可能です。また、ゼロカットシステムを利用できたり、狭いスプレッドで取引ができるので、スキャルピングを行うなら海外FX業者がおすすめです。

※海外FX業者でもスキャルピングを禁止している場合があります。

海外FXのメリットやDD方式・NDD方式の違いを知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

そもそもスキャルピングとは？

「そもそもスキャルピングとはどういうトレード方法かわからない」という方もいることでしょう。

スキャルピングは数秒間から数十分でトレードを完結させるトレード手法です。英語の「scalp（頭皮を剥ぐ）」という単語から、少しの利益を剥ぎ取っていくイメージのもとスキャルピングと呼ばれるようになりました。

スキャルピングは超短時間で完結する手法なので、本業が忙しく為替レートを監視し続ける時間がない方にも取り入れやすい手法で副業としても人気です。

超短期ということもあり、分析が難しいファンダメンタルズ的な影響を受けづらいのもスキャルピングの魅力と言えるでしょう。

1度の取引で得ることのできる利益はそれほど多くはありませんが、その分損失額を減らすことが可能です。つまり、小さな利益をたくさん積み上げるのがスキャルピングのコツと言えます。

そのため、スキャルピングは取引経験をたくさん積みたいFX初心者の方におすすめな手法です。

海外FXでスキャルピングにおすすめの業者をAIに聞いてみた

スキャルピングにおすすめの業者を今話題のChat-GPTに聞いてみました！

この後に海外FX検証ナビのおすすめする業者もあげていますので、ぜひ参考にしてみてください！

AIによると、スキャルピングに適している条件は概ね合っています。
そこで実際に紹介する業者がXMやAXIORY、TitanFXのような大手業者だったら良かったのですが、今回はスプレッドや約定力重視の業者が紹介されているようです。

これでは信憑性が高いとは言えません。前提に安全性があってこその海外FXですから、AIは当てにしない方が良いでしょう。

次に海外FX検証ナビがおすすめする業者を2つ紹介します！

スキャルピングを禁止していない海外FX会社を2つ紹介

次に、スキャルピングを禁止していない海外FX会社をご紹介します。スキャルピングするなら以下の2つの海外FX会社がおすすめです。

それぞれの海外FX会社の特徴を見ていきましょう。

AXIORY

会社名	Axiory Global Ltd.
設立年数	2015年7月2日
会社所在地	No. 1 Corner of Hutson Street and Marine Parade Belize City, Belize
金融ライセンス	IFSC：ベリーズ国際金融サービス委員会（登録番号：000122/15）
メールアドレス	jpsupport@axiory.com

AXIORYはボーナスキャンペーンを開催しない代わりに、取引環境の整備にコストをかけている海外FX会社です。取引ツールや取引銘柄が豊富なのに加え、スプレッドや取引手数料といった取引にかかるコストが他社よりもかなり抑えられるのが特徴です。

さらに、取引方式としてNDD方式を採用していることもあり、約定力の高さは業界屈指なので、スキャルピングにはもってこいの海外FX会社と言えるでしょう。

スキャルピング（超短期売買）はできますか？
スキャルピング（超短期売買）は可能です。また、スキャルピングの回数に制限は設けておりません。

AXIORY公式サイト

2万円以下の入出金に手数料がかかったり、Jumioに登録しなければいけないというデメリットはあります。しかし、これらのデメリットが気にならない方からすれば、AXIORYはかなり好条件の海外FX会社です。

GEMFOREX(ノースプレッド口座)

会社名	GEM GROUP NZ LIMITED
設立年数	2014年
会社所在地	Level 1, 275 Onehunga Mall, Onehunga, Auckland
メールアドレス	customer@gforex.asia

GEMFOREXの特徴と言えば、なんといっても5,000倍の超ハイレバレッジ取引ができるということです。以前までは限定口座だった「レバレッジ5,000倍口座」を一般開放したことにより、誰でも最大5,000倍レバレッジが利用できるようになりました。

スプレッドも狭く、約定スピードも早いので、スキャルピングにはうってつけのブローカーです。

ただし、「サーバー執行能力に影響を与えるレベルのスキャルピングを制限する」という旨の記載が公式サイトに載っています。あまりにも短い期間で取引を繰り返してしまうと注意されてしまうおそれがあるでしょう。

スキャルピングに関するルール

オールインワン口座では特に厳しい制限は設けてはおりません。但し、お客様からのお口座から発生するメッセージが膨大な量となり、当社サーバーの執行能力に支障があると担当部門で認められます場合には、一旦取引停止となる場合がございます。（中略）極端な取引はお控え下さい。

GEMFORE公式サイト

普通にスキャルピングをする分には問題はありませんので、利用規約に抵触しないよう注意しながらGEMFOREXを利用してみてください。

海外FXでスキャルピングをするメリット3選

それでは次に、海外FXでスキャルピングをする大きなメリットについて見ていきましょう！

海外FXでスキャルピングをする大きなメリットは主に以下の2つです。

それぞれ順番に見ていきましょう。

取引1つずつの利益が高くなる

海外FXでスキャルピングをする大きなメリット1つ目は、取引1つずつの利益が高くなるということです。

国内FXの最大レバレッジが25倍に制限されている一方で、海外FXでは数百倍から数千倍、中には無制限でレバレッジをかけることができるブローカーもあります。

ハイレバレッジ取引ができるということは、同じ証拠金額であっても取引通貨量を大きくできるということです。

そのため、小さな値動きであってもハイレバレッジ取引をすることで、取引1つずつの利益が高くなります。

ファンダメンタルズ分析ができなくても取引できる

海外FXでスキャルピングをする大きなメリット2つ目は、ファンダメンタルズ分析ができなくても取引できるということです。

スキャルピングにおいては、基本的にはテクニカル分析を中心にトレード判断をしていきますので、ファンダメンタルズ分析ができなくても問題ありません。

海外の難しいファンダメンタルズの分析をしなくても取引できるというのはスキャルピングならではのメリットと言えるでしょう。

リスクを抑えた取引ができる

海外FXでスキャルピングをする大きなメリット3つ目は、リスクを抑えた取引ができるということです。

スキャルピングで持つポジションは、数秒から数分で決済することが多いです。そのため、リーマンショックやコロナショックといった金融危機が起こったとしても大きな影響を受けません。

もちろん、レートの動きには反映されますが、そのような大きなイベントによる暴落や高騰があっても、超短期トレードなので影響が限定的になるからです。

海外FXでスキャルピングをするデメリット3選

それでは次に、海外FXでスキャルピングをやるデメリットについても確認しておきましょう。

海外FXでスキャルピングをやるデメリットは以下の3つがあげられます。

それぞれを解説します。

スプレッドがかさみまくる

海外FXでスキャルピングをやるデメリット1つ目は、スプレッドがかさみまくるということです。

スプレッドとは売値と買値の差額のことで、海外FX会社はスプレッドを設けることで実質的な手数料を取り、利益を得ています。

このスプレッドは、取引ごとに積み重なっていきます。そのため、取引回数が多くなるスキャルピングではスプレッドによる取引コストも増えていくわけです。

スキャルピングは、短期間でたくさんの取引をすることで利益を積み上げていきます。
スプレッドは、決済をするたびに発生していきます。そのため、なるべくスプレッドの狭い会社で取引するようにしましょう。

自分の持っている口座ではできない可能性がある

海外FXでスキャルピングをやるデメリット2つ目は、自分の持っている口座ではできない可能性があるということです。

スキャルピングは全てのブローカーで許可されている手法というわけではなく、中には禁止しているところもあります。禁止しているにも関わらずスキャルピングを行ってしまうと、口座凍結などの厳しい処罰がくだされます。

スキャルピングは会社によっては大々的に禁止と発信している会社もあります。スキャルピングを禁止している会社では利用規約違反になってしまうので注意しましょう。

テクニカル分析ができないとギャンブルになる

海外FXでスキャルピングをやるデメリット3つ目は、テクニカル分析ができないとギャンブルになるということです。

スキャルピングは数秒から数分で取引を完結させる手法ゆえに、分析する為替レートも5分足や1時間足など期間が短いものになります。週足や日足といった期間の長いものならチャートパターンが綺麗に出やすく分析しやすいです。

しかし、下位足になるとダマシが多く発生し、それだけテクニカル分析の難易度もあがるのです。

スキャルピングでは大きなトレンドを見る必要がないため、ファンダメンタルズ分析ができなくても良いと解説しました。しかし、その代わりスキャルピングでは高度なテクニカル分析が必要となってきます。

しっかりとしたテクニカル分析を行って根拠のあるトレードをしないと、上がるか下がるかを当てるだけのギャンブルになってしまうので注意しましょう。

スキャルピング禁止の海外FX会社でやってしまったら？

それでは、スキャルピングを禁止している海外FX会社でスキャルピングを行なってしまった場合、どのようなことが起きるのでしょうか？

基本的に、海外FXブローカーでは、利用規約に抵触するような行為が発覚すると口座凍結という処罰をくだします。これは、違反行為によって得た利益を出金されてしまうのを防ぐためです。

もし、違反していなかった場合は、カスタマーサポートに問い合わせて調査してもらったのち口座凍結は解除されます。

しかし、利用規約違反が発覚すると、今まで得た利益の没収のほか、今後そのブローカーでの取引ができなくなります。また、ブローカーは他社と綿密に情報交換を行なっているため、何度も違反行為を繰り返していると、そのうちどのブローカーでも取引ができなくなります。

例えば、iFOREXの取引規約では、明確にスキャルピングを禁止しています。

お客様は、市場濫用と定義される方法またはその他の不正な方法で取引プラットフォームを使用したり、注文をしたり、取引を開始したりしないことに、同意します。これには時間差取引やサーバーの遅延の利用、価格操作、時間操作、スキャルピング、他のすべての不法行為、お客様に不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不公正とみなした行為が含まれます。

iFOREX取引規約

FXトレードを長く続けたいのであれば、スキャルピングを禁止している海外FX会社でスキャルピングは絶対に行わないようにしましょう。

まとめ　海外FXは業者によってスキャルピングを禁止していない

今回は、海外FXでスキャルピングは禁止なのかについてや、スキャルピングができる海外FX会社を紹介しました。

スキャルピングは数秒から数分間で取引が完結する超短期トレード手法です。海外FXのスキャルピングなら、ハイレバレッジによって、取引1つずつの利益が高くなるメリットがあります。また、超短期トレードなので、相場急落などのリスクを抑えた取引もできます。

一方で、スプレッドにより取引コストが増える点や、しっかりしたテクニカル分析が必要になる点には注意しましょう。

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